2022/5/28,29

この日の目覚めも決して良くはなかった。腹痛による起床。この一週間はずっとそうだったので仕方ない。処方された薬はもう無くなりそうなのに治る気配があまりなかった。しかし、せっかくここまで来たわけだしってことで朝の支度を始める。昨日のイベントがかなり楽しかったのと体力が回復していないのもありこの日に対するモチベーションは決して高くはなかった。しかし、この日もオチャノーマを見れると思えば重い腰も上げることができた。

ホテルを出て駅にあるドトールでMアイスとミラノサンドをいただく。しかしミラノサンドは完食することができなかった。自分の胃がここまで小さくなってると思うとちょっと悲しくなってきた。あと、刺激物は控えていたので久々にコーヒーを飲んだ訳だが飲むと体に染みてくる感覚があった。それが良いのかどうかはわからないが。まぁなんにせよ朝から動くってのは気持ちがいいもんだ。しかも目的が自分の好きなものだからなおさら。そんな(きよき、いや、)清々しい気分でこの日の会場であるZeppDivercityへと向かう。


お台場付近は家族連ればかりだった。しかし、いざ会場に付けばそこにはヲタクしかいなかった。見慣れた光景に若干緊張がほぐれた。今回の整理番号は300番台の前半と中盤あたり。初めてのアイドルフェスに参戦するわけだが今回はソロ参戦なのでどういう感じかも全く分からない中で列に並んで会場入りした。流されるまま進んでいったわけだが1部は実質6列目の下手よりの場所をとれた。普通に近い。あと、いつもの着席スタイルではなく今回はオールスタンディング。いつもとは違う雰囲気にわくわくしてきた。モチベは高くなかったがテンションは徐々に上がってきた。

体調不良なのもあってこの日のタイムテーブルもまともに見ないまま来たため、流れはわからないがとりあえず待機する。すると、1組目のアイドルが現れた。3曲くらいパフォーマンスをされていたが正直マジかよって思っちゃうくらいキツかった。今からこういうのを目当てのアイドルの出番まで見なきゃいけないかと思うと本当に辛くなった。この方たちには申し訳ないがとてもじゃないが耐えられないぞと。このときの自分は地蔵も地蔵で顔は明らかに険しくなっていた。しかし、この方たちはOAだったというのとメンバーの方に同郷の方がいたことが分かると若干顔がほころんだ。そして、オープニングでこの日出てくるグループの紹介があり、オチャノーマが出てきたときは一気に笑顔になった。この安心感よ。あとメジャーどこのアイドルが出てくるとやっぱレベルたけぇなとなった。そういうわけで各グループのパフォーマンスが始まっていく。まぁでもオチャノーマが出てくるまでは特に自分の琴線に触れるようなグループは居なかった。多分顔死んでた。というかまだアイドルフェスの雰囲気に慣れてないというか楽しむ余裕がなかった。しかし、どこかのアイドルがMCで終演後の物販のとき一見さんには無料でチェキが撮れると言った際に会場内で思わず漏れる男性たちの野太い声援には思わず笑ってしまった。

ようやくオチャノーマの出番。一曲目は恋クラ。昨日も聴いた曲。でもスタンディングとなると全く違ってくる。盛り上がり方がぜーんぜん違うし、何よりめちゃくちゃ楽しい。周りを気にせず全力で振りコピした。あと間奏のクラップに全力を注いだ。次がデート前夜狂想曲。こちらも全力で楽しんだ。そして次がカクゴして。これはもう湧いた。ブチ上がった。全力で振りコピをして人生初ジャンプをした。自然と体が動く感覚。心の底から楽しめる瞬間。とにかく楽しい。最後がラーメン大好き小泉さん。全力振りコピでラストも最高に楽しんだ。やっぱスタンディングは全然違ぇ。これまでオチャノーマは着席でしか見たことがなかったがこのスタンディングライブは過去最高に楽しかった。体調不良で死んでた一週間分、それにお釣りがくるくらいには来てよかったと思えた。なつめちゃんは上手よりの場位置が多いので眼の前に来てくれる機会は少なかったがそれでもめちゃめちゃ楽しかったし、なんなら捌けるときにステージを一周してくれた際、私に向かって指ハートを向けてくれた。悶絶した。うぉーーー!!!ってなった。このあとに2グループくらいあったのだがちゃんと聴かずにオチャノーマの余韻に浸りながら着席ライブしか行ったことのない友人に感想とスタンディングの楽しさを訴えていた。
そういや今の鑑賞スタイルになる前はこんな雰囲気だったかもなーと自分のかすかな記憶が蘇ってきた。正直自分の中では今の鑑賞スタイルになる前に唯一行った'19の秋ツアーに勝るコンサートはこれまで無かった訳だが、今回のオチャノーマは久々にそれに匹敵するライブだったなと感じた。とにかく楽しかった。楽しすぎた。

そんなこんなで最高の状態で1部を退場する。マジで楽しかった。笑顔。会場と併設されたダイバーシティで次の番まで休憩する。腰はもうバキバキになっていたがそれ以上に楽しいが勝っていた。自販機でよく見かけるコスタコーヒーというのがカフェで売ってたので飲んでみた。結構深みのある味でなかなかおいしかった。スタバ、マック、ドトールタリーズたまにコメダで回している自分にとっては新風だった。アディダスオリジナルスのショップがあったので見てみる。私はジャミロクワイが履いているアディダスのローテクがカッコよくて去年の中盤辺りからそればかり履いている。狙ってたスニーカーを見てみたが実物を見るとなんとなく違うなとなったので退店。見れてよかった。そんなことをしているうちに2部の時間が近づいていた。

アイドルフェスというものの大体の流れが分かった状態で2部に向かう。今回は上手よりの6列目。2部の目当てはもちろんつばきファクトリー。開演まで腰を労りながら待つ。今回はOAがなくすぐにオープニングから。またしてもグループ紹介時に出てくるハロプロ勢に安心させられる。1部を終えたことで自分の中で他所アイドルの楽しみ方が若干分かったというか楽しむ余裕ができたのは大きい。2部の1組目はクマリデパートさん。名前を聞いたことはあったが曲は聴いたことがなかった。パフォーマンスをみてると、わりといいなという印象だった。特にフィロのスなどに楽曲提供をされているヤマモトショウさんという方が作った新曲がノリノリのディスコナンバーでめちゃくちゃ良かった。他の曲も好みだったので普通に興味が湧いてきた。ここまでで非ハロプロアイドルの中では断然1位だなという感想。次はスタダのukkaさん。こちらもパフォーマンスが安定していて退屈でなかった。さすがはスタダといった感じ。

わりと早めの出番でつばきファクトリーのパフォーマンスへ。一曲目はアドレナリン、ダメ。武道館で聴いたときよりもイイ。めちゃくちゃ盛り上がってる。よくみると周りはつばきヲタだらけだった。あと何よりつばきヲタの統率のとれたマサイにはもはや感心した。ハロプロは数年前にジャンプを禁止するという措置を取ったわけだが、客側として体感したのは意外とマサイは邪魔とは思わなくて、むしろ楽しんでるなーというか盛り上がってんなーって感じで一緒に楽しむ側になる。しかし、この光景を見ていたらつばき現場とは距離をとっていただろうなとも感じた。今ハロプロは女性ファンが増えてるそうだが、今の着席指定の鑑賞スタイルがそれに寄与しているのではないかというのが私なりの考察。まぁそれ以前のライブ(一度しか行ってないので参考にはならない)でも女性ヲタクはいたが。2曲目がマイダーリン。いっちゃんブチ上がる曲。最高。全力で振りコピをした。次が夜空の観覧車。この曲でもマサイするつばきヲタたちは流石?でした。最後にこちらも新曲の弱恋。この曲にはピンと来ていないがまぁうん、って感じで終了。やっぱハロプロは楽しい。

次のグループがでんぱ組。セトリはギラメタスでんぱスターズ、NEO JAPONISM、プレシャスサマー、でんでんぱっしょん。生で見たでんぱ組は感動した。あと曲がめちゃくちゃ好き。マジで楽しかった。パフォーマンスもすごい。でんぱの曲はやっぱ元気になるというか。ハロプロにハマる前はアイドルソングといえばでんぱ組ってくらい好きだったので数年経ってこうやって見るとは思わなかったしあの頃の曲を聴けるとも思わなかったしって感じでとにかく色々な感情が湧いてきた。ハマっていた当時のメンバーは二人しか残っていなかったがメンバー増員してもとにかくグループが存続してくれたおかげでこういった場で見ることができたわけで。そう考えると非常にありがたい。でも一言で言うなら楽しかった。

このあとakbだとかニジマスだとかがあったわけだがあまり覚えてない。終演後の物販には見向きもせずに退場する。個人的な総括としては優勝はオチャ、次点でつばきとでんぱ。意外と良かったな枠でクマリデパートさん。特にクマリデパートさんはこのライブの次の週末に仙台でリリイベをやるらしく、自分には珍しく行っちゃおっかなって気持ちになった。それくらい気になる存在になっていた。遠征は何だかんだ疲れる(特に今回のような体調が万全でないときは)ので億劫になる。その点、近場に来てくれるアイドル現場は四の五の言わずに行くしかねぇなと思った。というのもアイドル現場が楽しすぎた。とにかくこの日のライブは今の鑑賞スタイルになってからのハロプロのライブの比じゃないくらいに楽しかった。アイドルフェスはまた行きたいとおもった。いや、絶対行くしかねぇ。

You Tubeで見た、今の流行り病に対応したV系のアーティストのライブで、感覚をとって並んでいる椅子に座りヘドバンをしたり手を振ったりしているバンギャの映像に対して、コメント欄に「老人ホームの健康体操みたい」と書いてあったのが面白かった。もしかして我々ヲタクもそう見えているのかもしれない。jリーグもようやくチャントなどの声出しを制限付きで認めはじめた。小規模のライブなら声出しOKのところもある。日本だけ時間が止まってる。特にエンタメ業界は。早くもとの生活に戻るといいね、と言い始めてからどれくらいの月日がたっただろうか。しかも、もとの生活に戻るどころか、政府は「ニューノーマル」なる流行り病に対応した新たな日常生活を掲げている。言っていることとやっていることが違う。全くもって意味がわからない。それに加え日本人の多くが脳死でそれを受け入れている。我々が物事を判断する基準は政府や上の人が決めることか?上の人が何か言わなければ外出していいかどうかも分からないのか?いや、違うだろう。それを決めるのは他でもない自分だろ。でも、日本人の多くはそうじゃないらしいというのがここ数年の行動で分かってきている。最後にBEYOOOOONDSの1stシングル「ニッポンノD•N•A!」の冒頭の部分を引用させていただく。

Hey yo!
1億2600万人のジャパニーズ
シレーッと涼しげな顔してるけど
やばいよやばいよジャパニーズ
1億2600万人のここが変だよジャパニーズ
そんなジャパニーズの今と未来!
このままで良いの?
ニッポンノD·N.A!