5/14 アンジュルム CONCERT TOUR ~The ANGERME~

ハロープロジェクトのファンクラブ先行チケットには「地元枠」がある、とまことしやかに囁かれている。「地元枠」とは、自分の地元(現住所)付近の会場で行われるコンサートのチケットは良い席が来やすい、といったものだが、そんなものを信じている人が居るなら私のチケットを見ろ。この2階席のチケットを。

かのマーガレット・サッチャーが放った「社会などというものはない(there is no such thing as society)」という言葉は人々に強烈なインパクトを与えるとともに彼女の象徴とも言える言葉となった。そして、彼女に倣って言うならば「地元枠などというものはない」。

しかし、2階席でも2列目のセンター寄りだったのでまぁ妥協できるかなといった感じ。というかそうするしかない。そうやって自分を納得させなければコンサートなんて楽しめない。人生だってそうだ。自分の機嫌は自分で取るしかない。前まではとんでもないハズレ席に割り振られた人が「行けるだけいい、コンサートに参加することに意味がある」といった旨の発言をしていることに対して、ただの虚しい言い訳じゃないかと思っていた。しかし、それは自分を納得させるための術だったのだ。もちろん良い席の方が良いに決まってるし、そう考えると先の発言は虚しい言い訳に他ならない。しかし、同じ言い訳にしてもこれを理解してるかどうかでまた意味が違ってくる。私は今回それを理解してコンサートに臨むことができた。

 

仙台に着くなり、ドトールでアイスM(店員の方々がアイスコーヒーのMサイズのことをこう略す。この店では注文の確認の際になぜか「真ん中のサイズですね?」と聞かれた)を頂く。最近はほぼ毎日外でコーヒーを飲んでいる。一番行っているのが歩いて15分くらいのところにあるイオンのフードコートだ。しかし、土日は行かない。なぜなら土日と平日ではハロプロのコンサートとM-lineのコンサートくらい客層が違うからだ。ただ、このコーヒーを飲みながら読書をする習慣は今のところかなりプラスになっている。

今回は仙台サンプラザホールではなくトークネットホールという仙台の市民会館でコンサートが行われる。仙台駅からは割と遠い。この日は青葉まつりという催し物があって人が多いかったのと交通規制があったらしい。昼食には洒落たデパートの地下にある北京餃子という町中華食堂っぽいとこで木須肉にライスとスープセット、餃子を食した。うまいしこれで1000円切るから満足度高い。木須肉(キクラゲと卵の炒めもの)は今自分の中で一番好きな食べ物かもしれない。

この日の店選びにはあまり時間がかからなかった。なぜなら食事における指針ができたからだ。何かをするにあたり、ロールモデルがいるとかなり楽だ。私は食事に関しては玉袋筋太郎さんに影響を受けている。彼がYou Tubeの動画でマックのドライブスルーに行くという企画でフィレオフィッシュを旨辛にしてくれとお願いしたがそれはできないと断られた一幕は私の行動にポジティブな効果を与えてくれている。かなり気が楽になった。最近人に何か言われてもあまり考え込まないようになった。こんくらいの気持ちでいい。あと、彼が出演している町中華で飲ろうぜという神番組も影響を受けている。

最近どこいっても値上げの影響が出てると感じる。たった五十円上がるだけでも我々の購買行動に与える影響は大きい。何より物価は上がっても我々の所得は変わらないままというのがイカれてる。私は来年度からおそらく会社員になるのだろうが日本の未来は決して明るくない。世界が羨むどころか、憐れむ対象になるのかもしれない。ゼミの先生等に海外に出たほうがいいとしきりに言われるがそこまでのやる気は残念ながら持ち合わせてない。

開演まで時間があったのでふらふら徘徊していると、たまたま野中神社という先日のモーニングコンのMCで話に出てきた神社を見かけたので参拝。縁結びの神社らしいがおみくじは末吉。まだ時間はあるが会場へ向かう。

ライブ開演までのタイムマネジメントで暇を潰すという言葉が頭に浮かんだ瞬間にやはり何をしても満たされなくなる。そこで自分がどツボにハマりかけてるな(暇と退屈の倫理学が浮かんだ)と感じ、自分のその場の感性に任せて何となく店に入ったり、今回なら野中神社に参拝するとかいい感じに時間を使えた。これは忘れちゃならない。

会場につき、数分で入場。ポスター目当てでアンジュルムの新譜を購入¥2200。席に着くと、2階席の柵がちょうどステージの淵と被っていて、視界がステージのみにフォーカスできそうな席だったので案外悪くないなと感じた。

コンサートが始まる。地に足をつけて生活できているからだろうか。アンジュルムのコンサートは非日常という感覚があまりなく、それでいてリラックスして楽しめた。やはり焦りというのは自分自身から発せられるものなんだろうな。でも今はその焦りのあの文字も出てこないくらい落ち着けている。ライブを非日常だと捉えていた時期はかなり操状態になることが多かった。もちろんその分鬱もやってくる。そういう状況から脱せられたかなと感じる。自分には継続しかない。自分に出来ることからとにかくアクションを起こし何か始めろ。まぁ今はそれを出来ている。だからかなり落ち着いている。
日常と非日常という対立構造で捉えないようになったのかもしれない。結局は私の日々であり人生であるのだから日常も非日常もない。私は自分の生活を送るに過ぎない。今は明日も頑張ろうとかではなく、毎日を淡々と、それでいて充実して送れてる。そしてときどき反省して自分の生活をより良くしていく、そういう活力がある。というより、それが普通になってる。焦りも不安もない。あるのは充実感と自分に対する信頼感、そして自分で自分をコントロールする(それが出来るんだという自信)心だ。
非日常はいつもと違うと思いがちだが、それを過ごす自分はいつもと何ら変わりはない。それを勝手に自分自身すら変わってる、いつもと違うと思い込むことで日常と非日常という対立が起こるのではないか。地に足を付けるとはこういうことなのかもしれない。せっかくだからとか今日はとことんいつもと違うことをしようといった考えはあんま良くなのかもしれない。自分は自分。そういう生き方をしていると自然とやりたいことも見えてくる。とにかく継続と生活をより良くしていこうというマインド。その活力が今はある。

 

では、ライブの中身の話を。

アンジュにはヲタク感情あんまない。こう言うとネガティブな意味にとらえられちゃうかもしれないがそうではない。ヲタク感情よりもグループ愛が勝つという意味だ。その分アンジュルムというグループのコンサートを楽しめた。前半は最近のアンジュ路線って感じのセトリで終盤の大器晩成→46億年LOVE→愛すべきべきHuman Lifeの流れが最高だった。やはり愛すべきべきHuman Lifeは名曲だ。

コンサートのハイライトは、わかなちゃんmcで今日の弁当ステーキか牛タンだったんだけどじゃんけん負けてステーキになっちゃったら鈴ちゃんが牛タン一枚くれたって話をして、その後に鈴ちゃんが橋迫軍団の団長として団員に牛タンあげるのは当たり前だって言って会場を一気に沸かせた。その流れから橋迫軍団に対抗して竹内軍団が結成されたのもとても面白かった。あと、莉佳子の1人MCで地元気仙沼のおすすめグルメ(バナナジュース)を紹介しようとするも店名を忘れ、地元民しか知らないような店を目印に説明しようとするがほぼほぼ伝わらずに失笑になった部分もらしさが存分に出てて微笑ましかった。

グループの雰囲気もとても良かった。みんなイキイキしてたし元気をもらえた。かわむーのハーフツインテールが可愛かった。平山遊季ちゃんが新人とは思えないくらいグループの一員として馴染んでいる。なんなら三食団子の方が後輩感(というか下っ端感)ある。まぁ微笑ましい。

 

楽しかった。これぞまさしくBIGLOVE、といった感想。