2022/4/6

三年になってからすぐに就活について考えようとしたものの大学主催のイベントが中止になりそこから三月になるまで約一年ズルズルと引き延ばしていた。三月になってから始めればいいと自分に言い聞かせた結果、大学の就職課から送られてくるメールの未読件数は二桁近くになっていった。三月一日にようやく某新卒就活サイトに登録しようとしたところアクセス集中で登録できなかったときは焦ったというよりももう終わったなとすら思ってた。それでも就活を一か月ほどなんとなくやってみてはいるが意外と何とか言ってる。内定はあるわけではないが書類審査については今んとこ全部通ってる。その中の一つから一次面接への案内が届き、自分で日程を決められたので、どうせ東京行くならってことで完全に諦めてた岸本ゆめのちゃんのバーイベに行くことにした。

 

午前の面接は具体的な中身は避けるが、自己評価としては決して高くはない。質問に対するラリーは返せたが、それで精いっぱいになってた。もっと自己アピールをすべきだったなーと。まぁ初めての面接だったのでこんなもんだろう。

 

この二日後に落ちましたよメール来たんだけどね……。というかここで自分の人付き合いにおけるダメな部分が浮き彫りになった気がした。それは自分がどういう人間かってのを内面ではなく外面からアピールしてしまうってとこだ。どこ出身だとか何のスポーツやってたとか。こういうのがその人の魅力として認識されるのは中学生くらいまでだろう。相手に自分の魅力を伝えるには。自分がどんな人間かってのを中身からアピールしてかなきゃなんない。ESの時点ではそれができていたが、面接では緊張からか、いや、これがこれまでの自分だったからか全くできていなかった。例えば、学生生活の中でどんな経験をしたかという質問が来れば、こんな経験をしたという答えだけでなく、そこから何を得たのか、どう考えたか(それに加え、それはどれだけ企業に入ってから生かせることなのか)まで答える必要がある。自分は良く会話のラリーが続かなくなっることがあるなーと感じていたが、これを意識すればもっと改善できるんじゃないかと。これまでを振り返ると、高校は部活に入っていたのでギリ友達が出来たが(とはいえ、休日に遊んだようなことは片手に収まる程度しかない)、大学では一切できなかった。その原因となるのがこの自分がどういう人間かってのを内面ではなく外面からアピールしてしまうってとこにあるんだと思う。大学入学時にこれで失敗し、何なら三年になってから結構反省してた部分なのに同じ轍を踏んでしまっていた。今後人付き合いで意識すべき部分はここだってのが分かっただけ面接行った価値が大いにある。あと面接の答え方として、着地地点に何をこたえるべきかを見出せたのもデカい。

であと多分、これはモテ論に通じる部分だと思う。んでこういうのはもっとガシガシやって行くべきだと思う。

私の今年度のテーマは、もっと衝動的に生きていく、バンバン決断していくということだ。この間読んだ「なぜ、ついやってしまうのか」という衝動と理性ついて書かれた心理学の本があるのだが、そこでは人間には衝動的なI思考と理性的なR思考の二つがあり、それらのメカニズムや衝動が起こる理由を心理学的な面から記していた。私が考えたのは、衝動とはアクセル、理性とはブレーキのようなものなのではないかということだ。ただ、世の中の大抵のことは理性的に考えたらバカバカしくてやってらんないんじゃないかと思う。そうなると、ブレーキをかけまくっちゃってなんもやんなくなっちゃうわけで、それが人の成長に対して良いのかって考えると良くないよねと。それを頭に入れると、楳図かずお漫画ではそういうの抜きで衝動的に決断できる子供の神秘性や神聖さをテーマにしているのがなるほどなーと感じる。自分の人生を振り返っても、結局うまくいってるなと感じるのは衝動的に動いた時、というよりアクセル全開のときなきがしてならない。でもこれも神の見えざる手のようなブレーキとアクセルの絶妙なバランスで成り立ってるのかもしれないし、そこで善悪二元論っぽく考えるのも多分違う。

 

この本で一番しっくりこなかったのが、衝動的に動いた結果、いい結果になるときとならないときがあり、それはなぜかということについて記されていた箇所である。この本では例として、バス運転手が川にかかった開閉式の橋を走行中に手違いで橋が閉じ始めてしまい、運転手のとっさの判断(衝動的な)で閉じ始めている橋を無理やり走行し、何とか向こう側の橋に着地し一命をとりとめた例と、火事現場でとっさの判断で非難した結果、その避難場所が被害が多くなり、元居た場所の方がむしろ安全であったという例だ。この本では、これらのように衝動的な行動がもたらす結果の違いについて、かなりのページ数空いた後に結論が出されたため、この例を読んだ時点では、いやいや、結局結果論かいと思っていたが、この本の結論によると、衝動的な行動は、日常の多くの場面で行われているが、この行動自体は意識や努力を要さないため、何かしらの結果が付随してようやくこの行動を認識できるらしい。まぁ結果論っちゃあ結果論だ。この本自体、衝動買いなど衝動が支配してしまう悪い部分を改善することがテーマっぽいから仕方ない。ただ、これを読んで思ったのが「インサイドヘッド」という人間の記憶ってのは結果に美化されがちだけど、その過程では実はいろんな感情があったんだよ、みたいなことがテーマのメッセージ性が強い映画があるんだけど、その主人公の描かれ方が、衝動的な行動は努力を要さないから結果に美化されがちってのに似てるなと。あと、自己啓発本のほとんどがこれに当てはまる気がする。衝動的な行動は悪いことではないと思うけど、結果が美化されがちってのは気を付けたほうがいい。

 

あと、この本でもう一つ面白かったのは、人間には自由意志など存在せず、行動のあとに意思が生じるってので、実はこの本で読んだのが初めてではないんだけど(確か社会心理学講義とかいう本でも見た)、衝動的な行動にからめるとまた面白い。結局、衝動的に行動しても結果的にそれを肯定するようになっている。
モーニング娘。の名曲「I WiSH」に、人生って素晴らしい、いつかきっと納得できるさ
という歌詞があるが、これらの人生を肯定する歌詞は結局の所真理なのかもしれない。
自分で自分を正当化し、肯定する。それは人間誰しもが持つ傾向であり、そうやってみんな生きている。どんな選択をしようと長期的に振り返れば肯定できる、プラスになるんだよってことは生きてく中の様々な場面で勇気をもらえる。だからこそどんどん決断し、行動することで自分の経験値をあげていきたいなとより思うようになったわけだ。

 

あと一番実用的だったのは人間の脳は分離脳といい、右脳が感情を、左脳が理性を司っており、右脳は左半身を、左脳は右半身とそれぞれ逆の身体機能に付随しているらしく、それを狙ってスーパーマーケットは向かって左に商品を陳列して時計回りの導線を作ることで衝動買いをさせようとしているんだとか。そこで、自分のデスクの左側に物を置かないようにしたところ集中力が上がった様な気がする。ただ、行動心理学というのは指揮者に言わせれば何の理論もない学問らしい。まぁプラシーボ効果だとしてもプラスになってんなら別にいい。

 

この日の話に戻る。面接が終わったら即ハロショへ行くための秋葉原へ向かう。ヲタクの鑑だ。何も考えず買い物をしてたら5千円を超えててちょっと後悔。そして、こっちまで来たのにダルイことにひとつオンライン説明会を受けなきゃならない。実は一回大学主催の合説で聞いたのだが、企業主催の方で聞かないと本エントリーできないシステムで、ホントはもうちょい早くからやってたのだが自分のミスで申し込み忘れ、わざわざ出先で聞かなきゃいけない結果になった。めんどいのでカフェで受けることにした。オンラインの説明会は基本マイクオフで聞くんだが一応スーツ着て顔出しするのがセオリーだ。たまーにカメラオフの人もいて、そういう人はやる気ないんかな?と思ってたが、今回自分は出先かつ一度聞いたのもあってカメラオフにした。自分で経験したから分かることだが先ほどのやる気がないのかという疑問の答えはYESだ。説明会などハナから聞いていなかったかのように、ひたすらグッズを開封したり、ライブに向けてのスケジュール確認をしていた。

説明会、いや、もはやカフェでの休憩を終え、ハロヲタ新卒編は終了。本日のライブ会場がある横浜のみなとみらいへと向かう。

 

かなりキツキツのスケジュールで岸本ゆめのちゃんのバーイベ会場へ到着。即会場入り。

OPはOA岸本ゆめのとしてプランクトークの公開収録。会場では正直あんま見えなかったけど後日Twitterに上がってたのを見てこんな感じだったのかと二度楽しめた。事前に告知があったように歌メインらしく即パフォーマンスコーナーへ。

初っ端つばきメドレー。めちゃくちゃいい。キュートさ、カッコよさいろんな面が楽しめた。次は思い出の曲コーナー。Love take it all以外はバラード多め。Memory青春の光がめちゃくちゃよかった。First Loveを歌ったんだがこの曲は宇多田ヒカルというより大友康平のイメージになっている。ちなみに岸本ゆめのちゃんは「だ(は)ぁぁあーーー⤴」だった。松浦亜弥の「ホームにて」で涙腺が一瞬緩んだ。たまたま数日前にこの曲が入ってるアルバムを友人に借りていたので終演後即聴きこんだ。岸本ゆめのちゃんバージョンの音源が欲しいレベルに素晴らしかった。イキイキしてる人を見て元気をもらえた。
インスタやブログで体をめちゃくちゃ鍛えている報告をよく目にしていたが、やはり筋トレってのはあらゆる成長プロセスに通じる面があるのだと思う。身体を鍛えるってのはそういう点ではメリットがある。余談だがゆめのちゃんのMCでこの日のためにカラダづくりがんばったというアピールに対して不健康そうな観客席の面々からの反応が薄かったのは思わず笑いそうになった。

他で言うと、ゆめのちゃんの私が前に進んでも着いてきてくださいという言葉はなかなか深いなと思った。応援する対象がメジャーになっていくと離れていく人が一定数いる。正直私もココ最近はハロコンの規模感よりもMSMWやバーイベの方がいいなと思っていた。ただそれは独りよがりな考えだなと感じた。応援される側としてはそうだよなと。多分、そうしてくうちにどんどんアングラになっていく気がする。

歪なファン心理をズバッと狙い撃ちしたようなこの言葉によってヲタクとしてのあり方を考えるようになった。

あとは何より彼女自身の人柄のよさに非常に感心した。自分にはない良さだからなおさら。先輩へのリスペクト、グループのメンバーへの愛や思いなどなどジャンプ主人公のようなアイドルに対するまっすぐな彼女の姿勢にファンとしてではなく一人の人間としていい刺激をもらえた。

うん。ホレましたよ。まじでカッコよかった。

 

帰りはもちろん夜行バス。バスタ新宿での待ち時間ほど孤独を感じる時間はない。本当はこんなもんに乗りたくないんだけど。ただ、バス内で寝れたかどうかでだいぶ後味が変わってくる。今回は熟睡できた。個人的に夜行バスはネックピロー必須。そんなこんなで帰宅し、週末に行われるつばき単独に向け、日常へと戻る。